ヤマヨ製品の手引
Technical information
巻尺検査方法の一例
巻尺を検査台上に水平に張り、所定の張力を加えた状態で、検査しようとする長さを長さ標準器および及び測微鏡によって測定する。コンベックスルール及び細幅巻尺の場合は、張力を加えない状態で行うこと。
- 標準器、検査する巻尺、共に指定の張力をかけます。計算が複雑になるため、計算による補正は行わないほうが無難です。
- 緯度により、重力の大きさに差があります。このため、分銅で張力をかけた場合は校正値に誤差が発生しますが、日本国内で検査を行う場合、最大で0.0004mm/m(100mあたり0.04mm)程度の誤差であるため、巻尺の検査を行う上では、考慮する必要はありません。
- 極力20℃に保たれた恒温室での検査をおすすめします。
- 測微鏡は、目量が0.1mm以下のものが適しています。